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Update on :2022.10.17

学びの積み重ねが社内風土を醸成する

増田真希さん
東京センチュリー株式会社
人事部 ダイバーシティ推進室 兼 キャリアデザイン室 マネージャー

サブスクリプションビジネスが一般化する昨今、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開し、顧客の持続的な成長をアシストする東京センチュリー株式会社。人材力の強化が重要と考え、『ダイバーシティ基本方針』を制定し、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(以下DE&I)推進に取り組んでいます。

増田真希さん
人事部 ダイバーシティ推進室 兼 キャリアデザイン室 マネージャー


大学卒業後、新卒で入社。国内企業向けのリース営業を担当後、人事部にて従業員教育研修、新卒採用、障がい者雇用等を担当。
育児休業を取得後、人事部にてダイバーシティ推進室の立ち上げから関わり、DE&I推進全般を担当している。

 

持続的に成長するために人材力を強化する

 
御社がDE&I推進に取り組む理由や背景、理念を教えてください。

「東京センチュリーグループの成長の源泉は人材であり、『プロフェッショナリティ』『先見性』『想像力&創造力』を発揮することで、お客さまの事業展開・発展を大きくアシストし、循環型経済社会の実現に貢献していくことを期待しています。
企業が持続的に成長していくためには、収益を生み出すとともに、社会に貢献し、それが社会に受容される必要があります。そのためには企業を動かす人材力の強化が重要と考え、『ダイバーシティ基本方針』を制定し、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)推進に取り組んでいます。
当社は経営方針に、『多様な人材の能力と個性の積極的な発揮を促す風土を醸成し、すべての役職員が専門性を高め、成長と誇りを実感できる企業を目指します。』と定めています。」

御社のDE&I施策について代表的なもの、最新のもの、特徴的なもの等を具体的に教えてください。

「代表的なものとして、
①DE&Iに資するe-learningの継続実施(DE&Iへの理解、アンコンシャスバイアス、心理的安全性、LGBTQ +への理解など)
②多様で柔軟な働き方の実現(在宅勤務・時差勤務・時間休制度の活用、子育て・介護の両立支援)
が挙げられます。
当社では、現場とトップと双方向の意思疎通をして連携しながら取り組みを進めています。」

DE&I推進をすることで、社内風土や雰囲気の変化はありましたか?
「DE&Iに資するe-learningにおいて、「DE&Iを理解し、多様な人材が活躍できる企業風土の醸成に取り組んでいますか?」などについてアンケートを実施していますが、研修を重ねるごとに、取り組んでいるのと回答が年々増えており、変化を感じています。」

 

多様な能力と個性を持つ社員が働ける企業風土を作る

 
今後のD&I推進の方向性、目指すところについても教えてください。
「ダイバーシティ基本方針に基づく取り組みを実施し、具体的は目標としてKPIを定め、DE&Iを推進しています。今後はLGBTQ +への理解を更に推し進め、人種、宗教、性別、年齢、性的指向、障がいの有無、国籍にとらわれず、多様な人材の採用・育成・登用を推進していきます。
最終的に目指すところは、ダイバーシティ基本方針に定めている「お客さまの多様なニーズにお応えするため、多様な能力と個性をもつ社員が柔軟な発想と行動力を発揮し、付加
価値の高いサービスを提供し続けること。」だと考えております。そのゴールに一歩でも近づくことができるよう、DE&Iを推進してまいります。」

御社のDE&Iに関する考え方で個人的に共感する所と、その理由を教えてください。
「個人的に共感する所は、ダイバーシティ基本方針にある、『多様な能力と個性をもつ社
員・・・にある「個性」という表現』です。お互いの違いを「個性」として受け止めることは、働きがいのある企業風土を作る土台になる大切な考え方だと思うからです。」

 

お互いを尊重することの大切さ

 
DE&I推進に担当者として取り組む中で、嬉しかったこと、印象に残っていることを教えてください。
「LGBTQ+への理解・促進への取り組みとして、当事者によるセミナーを実施できたことは嬉しかったです。セミナーの様子は当社HPの『東京センチュリーNEWS』に掲載することにより、当社役職員だけではなく、社外の方々へも情報を届けることができました。」

最後に、「自分らしくはたらく」を軸に仕事を選びたい、学生、第二新卒を中心とする求職者へのメッセージをお願いします。

「当社には様々な考えをもった従業員が在籍しています。個々に価値観が違うのは当たり前のことであり、一人ひとりがお互いに尊重しながら能力を最大限に発揮できること、それが「自分らしくはたらく」ことではないでしょうか。相手の立場や気持ちに立って考えることができる方、目標や目的を共有し、共に頑張ろうという前向きな気持ちを持っている方の応募をお待ちしています。」